ピコスポット（シミ取りレーザー）

ピコ秒レーザー（以下ピコレーザー）とは、１兆分の１秒という非常に短いパルス幅（照射時間）のレーザーを照射し、シミ・そばかす・色素沈着・肝斑などのメラニン色素の除去や、肌のハリ・ツヤなどの肌質改善を行うレーザー治療器です。

ピコレーザー治療器の多くは、主に刺青（タトゥー）除去のために開発されていますが、茨城県つくば市の美容クリニック「REJU Beauty Clinic」では、ピコレーザー治療器をシミ・そばかす・美肌治療にも応用させ、日本人の肌質に適した細かな設定ができるように開発された「エンライトンSR」（キュテラ社製）を採用しました。アメリカFDAより承認され、日本の厚生労働省にも認可された、信頼性のある安全な医療機器です。

「エンライトンSR」は、効果の高いレーザーでありながら肌への負担やダウンタイムを最小限に抑え、また従来のレーザー治療と比較してもシミ、そばかすなどを早く・キレイに消し去ることが期待できる、革新的なレーザーです。

ピコスポットとはシミ・そばかす・あざなどが存在する限定的な部位に高出力のレーザーを1発ずつ照射していく照射方法です。

できるだけ短期間、低リスクでシミ・そばかすを取りたい方にオススメの治療方法です。

従来のQスイッチレーザー（ナノ秒レーザー）と同様に、強めの出力で照射してメラニン顆粒を破壊していきます。

レーザーで衝撃波を与えることで色素部分を破壊し、皮膚の中から吸収させます。

照射部位への熱作用がほとんどないため、炎症後色素沈着が起きにくいのが特徴です。

また、IPL（光治療）とは違い薄いシミも対応できることから、ピコスポットモードはそれだけ優れていると言えます。

輪ゴムでパチンと弾かれた程度で痛みも少なく、短い時間で施術が可能になったことから、患者様の負担が少ないのです。

顔だけでなく、体にも照射することができ、個人差はありますが1回のスポット照射で効果を実感いただける場合が多い※です。

ピコスポット照射後は1〜2週間程度、スキントーンテープで照射部位を保護をしていただきます。

テープ保護のいらない「マルチパス」という照射方法もあり、お客様のお肌の状態に合わせてご提案させていただきます。

※当院の場合

※効果は個人差があり、複数回の治療を要する場合もあります。

ピコスポット照射後は薄いカサブタができて1～2週間程度で剥がれ落ちます。

カサブタのある間はカサブタが無理に剥がれないようにしっかりとケアすることが必要です。

「かさぶたを無理に剥がす」、「（テープ保護有りの場合）テープ保護をしっかりしていただく」、「日焼け止めを塗るなどの紫外線対策をしていただく」など、ケアによっては炎症後色素沈着が長引くことがありますのでご注意下さい。

ケア方法についてもしっかりスタッフからご説明させていただきます。